NHK「逆転人生~産後太りは怖くない!ママたちの幸せ逆転劇~」を見て、産後太り解消に役立つメンタルの持ち方やダイエットテクニックなど、産後太りに悩むママたちの参考になればと、まとめてみました。
産後太りとは、妊娠中に増えた体重が出産後も思うように減らず、その後も体重が増えてしまうこと。
原因はホルモンバランスの乱れや食生活の乱れなどいくつかありますが、育児ストレスでついついお菓子や脂っこいものを食べすぎてしまうことも多いでしょう。
この番組の主人公、かのまんさんもその一人でした。
しかし、彼女はある方法で産後太りから2年で-18kgものダイエットに成功したのです。どうやって瘦せたのか?一つずつ説明していきますね!
産後太りは育児頑張った勲章!自分を認めよう
かのまんさんは産後、育児のストレスからついつい大好きな菓子パンを食べてしまい、体重があっという間に10kgも太ってしまいました。さらに太った体が嫌で自己嫌悪に陥り、つらさから逃れるためにまた菓子パンを食べてしまう・・という悪循環に陥ってしまいます。
痩せている他のママを見ては「自分は太ってて醜い、自分はなんで痩せられないの?」とまたまた自己嫌悪。そして過食してしまう毎日。
当時は常にこの思考回路で、つらい毎日。今になってやっと当時を振り返ることができ、この時の自分に手紙を書くつもりでTwitterにママたちへ応援メッセージを送り続けています。
「産後太りは育児頑張った勲章!自分を認めよう」
「子供にストレスが向かないように踏ん張っているの、すごい!」
「生きてるだけで偉いのに、その上ダイエット決意するとか国民栄誉賞もの!」
とにかく、食べるのをやめられずに太っている自分を認めてあげようという温かい言葉ばかり。
そう、大切なのは自分を認めることです。命を懸けた大仕事である妊娠・出産を乗り越えただけでもすごいのに、言葉の通じない赤ちゃんのお世話をわからないながらも一生懸命にやって、その上洗濯したりご飯作ったり・・・スーパーウーマンじゃないですか!
そのうえ、太った自分が嫌・キレイでいたいという美意識まで持っている!ダイエットするなんて、何刀流こなせるんですか?!
意識高い系どころではない、とても前向きで向上心がある素敵な女性です。
完璧なママ・完璧な女性を目指さなくてもいいんです。というか、すでに完璧です!
そんな完璧ママさん、しんどい時は食べてもいいから、頑張っている自分を認めてあげましょう。
子供を預けられるジムやエステ・パーソナルトレーニングに登録してみる
話を聞いてもらう
かのまんさんは、太って健康状態も悪くなってしまい、ついにはちょっとしたことがきっかけでぎっくり腰になってしまいます。そこで一念発起、健康的な体を取り戻すため、ダイエットを決意するのです。
まずは、子供を預けられるジムやエステに登録し、通いだしました。そこではいきなりガンガンエクササイズするのではなく、エステを受けながらゆったり気分で、エステティシャンと気軽におしゃべりすることでした。
人と話すことは癒しの力があります。自分のつらい気持ちを聞いてもらうことで、ゆっくりとつらい気持ちが減っていったそう。
褒めてもらう
ジムではトレーナーさんとダイエットプログラムを組み、できるメニューからちょっとずつ取り組んでいきました。
腹筋が昨日は3回だったのに今日は5回出来た!ついこないだまでできなかったメニューができるようになった!と、成功体験を重ねることで、少しずつ自信も取り戻していきます。その秘訣は、トレーナーさんの声掛けにありました。
とにかく、かのまんさんをどんなことでも褒めてくれるのです。褒めてもらうのって、子供も大人も嬉しいですよね!
健康的な体を取り戻すとともに、しぼんだ心も回復していたのです。
食べ物の誘惑に勝つ!元カレに例えてみる!?
かのまんさんは、スーパーやコンビニで買い物する時に、つい菓子パンやスイーツ・揚げ物などを買ってしまっていましたが、誘惑に勝つある方法を思いつくのです。それは、ついつい手が伸びてしまう食べ物を元カレに例えることでした。
魅力的だけどあくまで元カレなので、距離を置かなければいけない存在。今の生活には関係のない存在と割り切ることです。しかも、裏を返せば(袋の裏側の成分表には)、表向きの魅力的な姿とは真逆の本性が(高カロリー・高脂質)!
そうやって面白がることで、食べたい欲求から気をそらせるのです。そして何も買わずに店から出た時にはおもわずガッツポーズ!
食べるのをやめられないときのマインドテクニック
でもそこまでしても買ってしまう、食べてしまうときありますよね?誘惑に負けた自分、食べてしまった自分にまた自己嫌悪・・・
そういう時には二つのマインドテクニックがおすすめです。
自己否定しないで架空のキャラにラベリングしよう
買いたい、食べたいと思っているのは私じゃなく、私の心の中にいる悪魔なんだ、とすり替えてみましょう。あくまで、誘惑に負けてしまったのは私じゃなくこの悪魔なんだと思うことで、自分自身を否定することを防ぎます。
「自分はダメな人間なんだ」と自分自身にラベリングすることで、その考えにとらわれてしまい、行動も引っ張られてしまい、本当にダメ人間のような行動をとってしまうことがあるといいます。それは自分自身だけでなく、他社に対しても同じ。
ネガティブなラベルをはがすのは難しいかもですが、かのまんさんのように自分ではない架空のキャラにダメ人間のラベリングをしたことが、自分も守りダイエットも進める1歩になりました。
物事の意味をとらえなおすリフレイム
リフレイムとは、物事の意味を捉えなおすということです。すなわち、物事の見方を変えてみること。
悪く考えがちなことを意図的にポジティブにとらえることです。
冒頭のように、産後太ってしまったことは「育児を頑張った勲章」と捉えなおす。ストレスから過食してしまうことを「子供にストレスを向けずにいられる自分、すごい!」と捉えなおす。
こうすることで、かのまんさんは自己嫌悪から立ち直り、自分自身を承認するようになったのです。
食事改善のコツとおすすめメニュー
トレーニングと同時に食事改善にも取り組みました。
おすすめは鶏むね肉を使ったメニュー。高タンパク質・低脂質な食材の代表ですね。脂身がある皮は剥がして、身だけを茹でて冷まし、手で裂いたらポン酢と少量のごま油をかけると、中華風茹で鶏の完成です!
千切りにしたキュウリを添えたり、青ネギを散らしたりすると見た目にも豪華になります。
剥がした皮は焼いて夫のおつまみに・・・。
お菓子や菓子パンが大好きでやめられない・・・という人には、低糖質のふすま(ブラン)をつかったパンがおすすめ!
糖質88%OFF&糖類ゼロで食べられるダイエット【低糖質ふすま粉パン】
美味しさと素材にこだわった低糖質パンとスイーツの専門店「フスボン」
そうは言っても、赤ちゃんがいる生活で毎日自分一人のためにダイエットメニューを考えて作るなんて難しい・・・
そういう人には宅配食がおすすめ。レンジでチンするだけで、低糖質・高たんぱく質な食事がとれます。忙しいママに試してほしい。
心にすこーし余裕が出てきたら・・周りを見てみよう
こうした努力とマインドテクニックで少しずつ産後太りを克服したかのまんさん。
太ったからと言って、食べるのをやめる・運動する だけでは克服は難しい産後太り。メンタルの面から自分を認めるアプローチが必要だったのです。
そうして心にも余裕ができ、夫にも感謝の気持ちを持てるようになっていきました。
すると夫もありがとうと言ってくれるようになり、お互い前向きな言葉を言い合い笑いあえる関係に戻っていったのです。夫はダイエットもサポートしてくれるようになり、次第にストレスが消えていったといいます。
今はつらく周りを見る余裕なんてないかもしれないけど、夫や家族など、周囲は案外、あなたのことを心配し温かく見守ってくれているのです。自分自身を承認し、周りからも承認されていることに気づく。これこそが産後太り解消の鍵かもしれません。
まとめ
NHK「逆転人生~産後太りは怖くない!ママたちの幸せ逆転劇~」を見て、私自身もう15,6年前になりますが、当時ワンオペ育児で二人の子供を抱え、ただひたすら大変でつらかったことを思い出しました。
ネットの育児の掲示板を見ては、同じ境遇の人の書き込みを探し続けたり、お菓子を食べてストレス解消していました。そのせいで、母乳だったのにまったく体重が減らず、子供が大きくなっても少しずつ増え続けました。
かのまんさんに比べたらかなり遅いですが、ようやく1年前にダイエットに成功しました😅
(私のダイエットの過程についてはこちらをご覧ください→私のダイエットのこと)
産後太りのつらさは今も昔もあまり変わってなく、つらい思いをしているママがたくさんいるのだろうと思い、まずはママのメンタルから健康を取り戻すというコンセプトのこの番組をもっと知ってほしいなと思い記事にしてみました。
参考になれば幸いです。ではまた~
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